アストロ経済教室

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星の配置が経済に及ぼす影響 

・ アストロロジーで使われるチャートの一つにトランジット・チャートがあります。これは日々刻々と変わる、現在の星の配置を示します。トランジット・チャートは、現在の全ての人、国、組織にその心を通して影響を及ぼします。経済は人々の心が動かしているものであるとすると、人々の心が現在の星の配置からどのような影響を受けているか、さらには、将来のトランジットにおける星の配置がどうなるかを探れば、今後の世界経済がどう動いていくかについてのヒントを得ることができると考えられます。

・ 最近の大きな星の動きとしては、2012年の6月24日から天王星と冥王星がスクエア(星同士が地球を中心にして90度の角度になること)になりました。これはかなりめずらしいできごとであり、1931年〜1934年以来初めてのことです。スクエアというのは、変革の作用を表します。何かが失われ、そして新しい何かが始まるのです。天王星は飛躍や改革を表しますし、冥王星は死と再生を表します。この2つの天体がスクエアの関係になるので、この時期には大きな変革が起こります。この2つの星のスクエアがこの時期(2012年〜2015年)において7回起こります(最終は2015年3月17日)。

・ 冥王星は債務や税金を支配しています。2011年の7月〜8月おいて、天王星と冥王星のスクエアがオーブ(許容範囲)1度のところまで来ましたが、その時点で米国の債務上限引き上げ問題が発生し、S&Pは米国の格付けを格下げしました。ヨーロッパでもいくつかの国で1ノッチ以上の格下げが発生しました。これらの影響は、金融危機を拡大させました。

・ この3年間においてこの2つの星のスクエアが何度も繰り返されますが、これは世界経済が債務に関して何度も危機に直面することを示しています。ヨーロッパの状況を見ると、実際この時期にユーロ圏で財政危機が発生しています。財政危機は、政府債務が肥大して起こるので、これはまさに星の動きに合致した出来事です。アメリカについても、“財政の崖”や“債務上限問題”が起こり、現在は小康状態にありますが、決して解決された訳ではなく、依然、くすぶり続けており、今後再燃する可能性があります。ユーロ圏の財政危機についても、2012年の9月にヨーロッパ中央銀行のドラギ総裁が収拾に向けて発言するなどして、一旦は収束に向かいましたが、これも依然、問題が解決された訳ではありません。現在の世界経済は引き続き、天王星と冥王星のスクエアの影響下にあるとみてよさそうです。

・ 天王星と冥王星のスクエアは、“体制の変革、転覆”も意味します。これは、現在の米国一極支配やユーロ圏の体制に大きな変化が起こることを意味します。米国債の格下げはその前兆であり、また現在混乱が続いているヨーロッパの体制についてもそのことは言えるでしょう。

・ このような形で、トランジットの星の動きを知ることは、今後の世界経済がどのような傾向を持って進んで行くかということについて、大きなヒントを与えてくれると思います。さらには、トランジットの星の配置と個々人や組織のネイタル・チャート(出生図)を組み合わせることによって、その時点の星の動きが各個人や組織にどのような形で影響を及ぼすかということや、今後それがどう変化していくのか、ということを予想できます。例えば、EUのネイタル・チャートと1年後のトランジット・チャートを作り、両者がどのような関係にあるかを読み取っていけば、1年後にヨーロッパがどんな政治・経済状況になっているのか、ということを予想できます。

・ もちろん、星の動きは私たちの心に影響するものであり、直接事物を動かすわけではありせん。ですから、100%星の配置の通りに世の中が動いていくというわけではありません。しかし、星の影響によって私たちの心がある傾向を持てば、事態がそれに沿って進んで行く可能性は高いと思われます。星の配置によって将来トレンドを探ることは、経済予想を行う上での有用な道具になるでしょう。